テレビCMで

テレビCMで、かつらをつけた男性３人組みが登場し、激しい雨風に打たれて、そんな過酷な状況でも自然なかつら（ウィッグ）！というＰＲを見て、「すごいなあ、あんなかつら（ウィッグ）なら自分もつけてみようかな」なんて気持ちになった人もいるのではないだろうか？他にも、髪を手や頬から生えたように見せるかつらCMみてスゴイ技術だあ～なんて思った人もいることだろう？
そんなに髪が生えてくるのを期待するのではなくて今、自分の残った毛をどれだけ長持ちさせることができるか。これを考えたほうが現実的なわけだ。かつら（ウィッグ）を買い換える理由の第一は「髪が抜けてかつら（ウィッグ）が小さくなってしまったから」ということになる。ある人は、くくりつけのタイプを使った時などは、かつら（ウィッグ）と髪をくくりつけた部分が引っ張られまた不潔になり、随分と髪を痛めてしまったそうだ。
パスポートの写真は、「本人か」どうか認識できるということが一番大切なことで、本来の目的だ。ものすごく奇抜なかつら（明らかに特殊な）をかぶって、パスポートの申請をしたら、咎められるだろうが、普段使っているものなら、逆にかつらをはずす方が不自然なことになる。めがねや女性の化粧と同じように考えればいいのではないだろうか？
男性用かつらは、古臭くならないうちに買い換えた方がよいだろう。ある人は、賞味期限の３年を待たずに２年で買い換えているそうだ。とは言ってもかつら（ウィッグ）は高額商品。一般の所得の方は簡単にどんどん買い換えることは出来ないものだ。その人は、大手のかつら（ウィッグ）があまりにも高額だった為、ローカルの会社にかつら（ウィッグ）の注文を移行した。その会社も最初は３５万円だったのだが、「最近人毛のよいものがなくなってきて、髪の仕入れ値が高騰し値上げせざるを得なくなってきた」という理由で特別価格にしてもらっても４５万円だったそうだ。