男性用かつら（ウィッグ）は

男性用かつら（ウィッグ）は装着しているけれど、髪を元通りに戻したい。このうぶ毛を太くしてマッサージしたら良い養毛剤をつけたら髪は元通りになることがあるかもしれないという微かな希望を持つ人もいることだろう。しかし、いずれは妄想だったと気が付くことになるだろう。よく考えてみよう。そんな事があるのならマスコミが大々的にとりあげることだろう。ましてや本当の「毛はえ薬」を開発できたらノーベル賞ものだと昔から言われている。育毛・養毛会社がそのような賞をもらった実績は、いまのところ無い女性かつらだって同様である。
パスポートというものは、申請時は写真など、じーっと見られてしまうみたいだが、10年たってしまえば、言葉は悪いがハゲてしまう人だっているだろうし、状態によってはかつらをつけるようになった人だっていることだろう。要は、変装目的で一時的につけるのか、常に装着状態で生活をするのかの違い、というわけだ。パスポートとは違うが、ある会社では、薄毛対策としてのかつら（ウィッグ）は認められているが、ファッションとしてのかつら（ウィッグやエクステ）は認められていないとのこと。
かつらを販売し、その後しばらくは同じお客には売れないよりも、定期的にヘアケアに来てくれて、頭皮マッサージを続けても何年もすれば、当然お客も年をとってきて髪が薄くもなってくることは充分予想できるから、そのときはそのときで自社のかつらを買ってもらえば良い、というわけだ。昔かつらメーカーは世間の人達の髪の毛が薄くなるのだけを願っていたのかもしれないが、今はヘアケアを目玉にしてきているから、かつらが持っていた暗いイメージから明るい健康産業に変身しつつある。
男性用かつらは、古臭くならないうちに買い換えた方がよいだろう。ある人は、賞味期限の３年を待たずに２年で買い換えているそうだ。とは言ってもかつら（ウィッグ）は高額商品。一般の所得の方は簡単にどんどん買い換えることは出来ないものだ。その人は、大手のかつら（ウィッグ）があまりにも高額だった為、ローカルの会社にかつら（ウィッグ）の注文を移行した。その会社も最初は３５万円だったのだが、「最近人毛のよいものがなくなってきて、髪の仕入れ値が高騰し値上げせざるを得なくなってきた」という理由で特別価格にしてもらっても４５万円だったそうだ。